草津でのラウニの寝姿
草津での冬も4回目 もう見慣れた でか過ぎる寝姿
ラウニを迎え入れようと思った時に本を読んだ
育児書に首ったけになる 初めての母のように
先代のレオは1994年生まれ
1994年と2008年では色々な環境が大きく異なり
育犬の方法も多様になってきた
それでも根本として変わらないものある
ともに 幸せでありたい
と心から願った
ラウニの前には
バーニーズのモイラ
ジャックラッセルの吹雪
と居たが みんなそれぞれの個性を持っている
人間に例えるなら
日本人でも田中さんと佐藤さんは違う で
バーニーズでもレオとモイラは違う
そんな感じだ
だから ラウニにはラウニらしく生きて欲しいとおもって
色々な本を読んだ
ラウニは1頭だととてもいい子だ
でも 世に言う問題犬の部分もある
お気づきの方も居ると思うけど(気づかないわけないと思うけど)
ラウニは私と手をつないで居ないとき(リードをしていないとき)
はマズルガードをしている
何度か事故を起こしてもいる
でも それは世に言う 単純に通俗化された 対攻撃性 ではなく
何百年もの間に人間に必要とされてきて培われてきた本能なのだ
それを日本という小さな国に来てしまったために存分に発揮できないでいるのは
正直ラウニに対して申し訳ないの一言に尽きるのだ
ラウニの犬種 グレートデーンは マスティフ×グレイハウンド で
ラウニを見る限りはグレイハウンドの血が多い気がするのだ
同じデーンでも フォーンは本当に落ち着いていて
フォーンと暮らす人には
「ブルーとは一緒にされたくないね」と失笑をかうこともしばしば
私個人的には ブルーデーンは 2Gワーキンググループではなく10Gサイトハウンドグループに
分類してくれれば溜飲がおりるとさえ思うのだ
そこで思った グレイハウンドについてもっと知りたい
海外ならともかく日本にはその犬種の専門書はとにかく少ない
大体が専門書と歌いながら写真を差し替えただけのお粗末で浅い本が多く
~とは(犬種)とはではなく 犬とは~なのである
ここで最近読んだ イギリス犬本です
①
恋愛よりお金より犬が大事なイギリス人 [単行本] 入江 敦彦
②
それでもイギリス人は犬が好き―女王陛下からならず者まで [単行本] 飯田 操
↓
いずれもとりあえず図書館からアマゾンで定価購入に至りました
(個人的に存命中の作家さんの物は絶版以外は定価で購入する主義です)
内容はイギリスにおける犬の存在のあり方やその犬達がどのようにいままで生きてきたか?
です
私がイギリスにホームステイに行ったとき ロンドンの犬達はとても自由に居ました
カムデンロックマーケットでパンクな女主人と古着屋に佇むロングヘアのポインター
地下鉄で移動するフレンチブル
肉屋で買いものに付き合い ソーセージをもらうテリア
私の家の隣にはジャーマンシェパードが住んでいて毎朝塀の向こうから
「朝だよ~ボール投げてよ~」とせっせと我が家にボールを入れてくれる犬
犬達はアジア人の私も非常に社交的で社会の一員として犬の生活を全うして
とても幸せそうでした
これはイギリスの社会背景において犬が居て当たり前で
犬が居なくてはならない社会がそこにあったからで
それがもう日本とは比べ物にならないくらい脈々と何百年も続いてきて
なんら違和感のない社会があるからだと思います
ホストマザーは言いました
「我が家は犬が居ないから完璧な家庭とは言えないわ
日本の雑貨屋には犬は入れないの?イギリスならそんな雑貨屋さんは潰れてしまうわ」
と
もちろん 犬が入園できない公園もたくさんあります
でもそれは犬にとって心地が良くない公園だからであって
(ちなみにそこは子供たちが水遊びをするための公園でした
子供たちの嬌声は犬達にとって時に脅威で上下運動で近づいてくる子供たちは
時にかっこうの獲物になってしまうことでしょう)
決して 犬を排除して公園の秩序を保とうという公園ではないのです
上の2冊を読んで日本はイギリスよりの社会だな?とも思いました
それは何ででしょう? 意地悪ですが読んでみてください
イギリスには トイ として存在する犬の存在があって それがバッシングの対象となっている
つまりは
「これだから犬の飼い主は。。。」と批判的な面が書かれています
そして一人 とても納得できる著者にも出会いました↓堀 明さん
レオはレオをバーニーズとして理解してくれなかった自称有名訓練士
実際はダメ訓練士に心を少し崩してしまいました
いまでもそんな訓練士がまかり通っていることがとても悲しいです
(それがベストの方法である場合もたくさんありますが)
著者の堀さんは本当に犬をよく見て なにより 犬は何をどうしたいか?をよく よーくみていらっしゃる方だと思います
だから 通常 自称訓練士は 犬と寝るな 犬を寄りかからせるな 犬に顎枕なんか絶対させるな
理由:支配性が養われる 犬が言うことを聞かなくなる↓コレダメだそうです
(おねえちゃまの太もも枕はシモンズベットよりムチムチで快適であたたかいです)
犬と眠ることは私にとって無上の喜び 何よりも心やすらぐ幸せなひと時です
ラウニも「寝るよ~」と声をかけると仔馬のように小躍りしながらやってきます
なぜだ?
自称犬の訓練士に反論できる内容が 堀 明さんの本には書かれています
犬をオーナーの支配下に置かず 犬が犬として幸せに生きるためにはもっと犬を理解する必要がある
と そして犬を理解できたときもっと犬と人は幸せに暮らせる と気がつかせてくれます
そして同じく トレーナーだけでなく すべての犬と暮らす人繰り返し読んでみて欲しい本↓
ドッグ・トレーナーに必要な「深読み・先読み」テクニック: 犬の行動シミュレーション・ガイド
ヴィベケ・S. リーセ (著), 藤田 りか子
モデル犬にブルーのデーンが出ています
紹介の仕方が素敵です
「3歳の艶やかなご婦人」
もうこれだけで購入決定(爆)
君たちを理解できたなら もっと君たちを 君たちの大好きな場所へ連れて行けるよ
雪山や
都会の海浜公園や
共に風に吹かれて飛行機を眺めよう