世の中には稀に 食べても太らない といううらやましい方が居る
運動をした直後に台所からデニッシュを1斤平らげ
500CCのふやかしドライフードと野菜のと肉の煮ものを食べ
夜な夜な朝ごはんになるはずだったクアトロフォルマッジョはちみつかけのピザを平らげ
私の食後のロイヤルミルクティーを鍋ごと飲んでしまっても
えーなんで太るの?全然わけわかんない~
という 上の写真のような犬
京子アルシャーさんが サイトハウンドの太らせ方 を書いているので要約していない文章は
こちらををご覧ください
文章を要約してみました
大まかに分けると病的なものとそうでないものの二つ。
1:病的なもの
寄生虫感染やホルモン異常
消化器系疾患あるいは腫瘍
1の対策
定期的に健康診断を受けることで発見が容易になる。
2:それ以外
①例えばサイトハウンドのように生まれつき犬種の特徴として体脂肪を蓄えにくい体質
②消費エネルギーと供給エネルギーのバランスがギリギリなどといった食餌が原因
③燃費が悪い体質
④若く育ちさかりで代謝の激しい犬
⑤犬の性格
⑥カロリーを消費しやすい状況
体が要求する運動量:代謝速度が早い→ガリガリ君
エネルギーの消費≠運動量に比例するだけでない
⑥-1ストレスを抱え 周辺の変化に敏感な性格では神経にエネルギーを使う
-2アジリティーやオビディエンスといったような頭を使うようなトレーニングをしているとき
-3夏・冬には体温調節のためにエネルギーが多く消費される。
ただ太らせたいときは
対策:食餌中の脂肪分を増やす
増やすべきは植物油ではなく中性脂肪である動物性脂肪
本来肉の周辺についている脂肪も一緒に与えることで食餌中のカロリー量はぐんと上がる。
選ぶべき部位
牛やラムなら脂身が多い
バラ肉やリブ肉
すき焼き用などの牛脂をそのまま与えるのも良い。
鶏肉なら
胸肉よりもだんぜんモモ肉
太りやすい体質ならば中性脂肪減らす
痩せやすい体質ならば中性脂肪増やす
中性脂肪は消費エネルギー量の調節に使われる
脂肪のエネルギー量は炭水化物やタンパク質の約3倍に相当するからもちろん効果は抜群
しかも脂分の多い食餌は犬にとって美味いから、つい食欲が旺盛になることもある。
与えすぎるとウンチが緩むので、始めは少しずつ増やしてゆく。
また
炭水化物の量を増やしても体脂肪は増える。
食餌に含まれる炭水化物は腸でブドウ糖へと分解されて血中に運ばれ、
インスリンの作用で細胞内へと取り込まれる。
そして
細胞内で一定時間内に消費し切れなかったブドウ糖は脂肪へと変えられ蓄積される
太るにはもってこいのおやつ→
クッキーと果物
炭水化物の固まりであるクッキーを間食として与えるとブドウ糖の供給が増し
また甘味の強い
果物では果糖がそのまま吸収され脂肪へと変わりやすい。
サイトハウンドの運動は瞬発力と数分の爆走が中心で、
エネルギー源として主にブドウ糖とグリコーゲンが消費される
運動により食餌から摂ったタンパク質は筋肉へと変わる一方で、
運動時間が長引くほど低脂肪の食餌ではタンパク質をもエネルギー源として使われ、
それこそほとんど残るものがない。
運動しているのに筋肉の付き具合がいまひとつ、というやつだ。
全体的にエネルギー量が足りず、本来筋肉になってほしいタンパク質がエネルギーとして消費される
長時間にわたるストレスや敏感な性格ならばなおさら。
長時間にわたりエネルギーを消費するにもかかわらず、
長時間のエネルギー源である脂肪が足りなくては手っ取り早く体のタンパク質を消費して状況をしのぐしかないのだから、やはりある程度の脂肪の供給は欠かせない。
「太ってほしいからもっと肉の量を増やす」と言うのは、
運動量さえ伴えばタンパク質の供給量を上げることでよい筋肉こそは作れるが、
タンパク質はいくらたくさん摂ったところで脂肪には変わらない。
だから
見た目をすこしふっくらさせたいときの手段として肉しかもジャーキーや赤身を多く与えるのは残念ながらあまり意味がない
もしも愛犬の健康状態に問題がなくただ食が細くて太れない場合、
食餌中の塩分が足りているかもう一度見直す。
大手メーカーのフードならば適当量の塩分が含まれているから特に心配はないが、
市販のフードを手作り食と混ぜている場合には手作り食に塩分がある程度含まれなければ
全体的に塩分不足に陥りやすい。塩分が不足すると食欲不振に陥る。
要約というより コピペ にほど近いのですが
じゃぁ 具体的にはどう対処していくか?
木洩日家お勧めご紹介 その2へ続く